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  • スタッフから
  • 2015.11.01

「さながら戦場のような修羅場」

診療放射線技師 安田 光慶(やすだ みつよし)

脳神経内科の友、放射線技師から その2

脳卒中治療は先に述べましたように、1分1秒を争う治療です。
診療放射線技師としてはまず治療の必要性を診断するため、MRIやCTを速やかに撮影できる時間調整や体制づくりを行っています。

 

ひとくちに“時間調整”というと平易な仕事のように思われるかもしれません。
けれど日中は一般患者さんで予約枠が埋まっていますので、脳卒中患者さん受け入れの緊急検査が入りますと、その後の検査すべてにおいて波及するため、現場は大変な混乱に陥ります。

 

またMRI検査内容についても精査を行い、できるだけ短時間で必要な情報が得られるように撮影項目の調整・セッティングを行っているのです。

 

検査結果によって血管内治療を行うことになると、MRIの着脱式治療台を取り外して、そのまま血管撮影室になだれ込むように患者さんや先生方が押し寄せ、一気に治療へと移行します。
そのため技師はMRI検査の裏で並行して血管撮影装置を準備し、来たるべき治療がすぐにスタートできるように備えています。

 

言葉で言うのは簡単ですが、まさにさながら戦場のようです。
先生方からの無理難題(!)が発生することもしばしばあります。
しかし、「すべては患者さんの生命を救い、復帰後の患者さんのQOL(生活の質)を少しでも上げるため」というチーム神谷の信念に突き動かされ、その要望に可能な限り応えようと態勢をつくっているのです。

 

脳卒中治療に入るまでの、神経内科医と診療放射線技師とのかかわりについて、少しご興味をもっていただけましたでしょうか。

 

当院の脳血管センターの強みはチームの力です。

 

我々もチームの一員として今後、放射線被爆・防護・画像支援などについて、知識や情報をアップさせていただきたいと思います。
みなさま、ぜひまた脳神経内科のホームページを訪れてみてください。