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  • 学会の活動
  • 2017.11.26

JSNET2017 1日目

いよいよはじまりました、血管内治療の祭典、第33回NPO法人日本港神経血管内治療学会

学術総会。

 

初日はポスターの座長をさせて頂きました。

 

担当セッションは「院内発症と重症の急性再開通療法」

 

院内発症は、疾患や術後などでもともと状態がわるく、予後の悪い一群。

また、もともとの意識障害や鎮静で、発見することも時に難しいです。

 

われわれは2年ほど前に「コードストローク」という体制を作りました。

患者さんに麻痺や意識障害、言語障害が生じたばあい、みなさんご存知「コードブルー」と同様、発見したひとが直接われわれ脳血管センターに連絡、そしてわれわれが駆けつけるというルールです。

 

一刻も早くわれわれが診療を始める。

それが患者さんを救う一番の近道だと思います。

 

そして、比較的脳梗塞範囲の大きい重症例について。

 

大きな後遺症を残すのが通常ですが、血管内治療により想像以上に改善する患者さんたちがいます。

 

もちろん余計な治療はすべきでありませんが、少しでも良くなる可能性がある患者さんの治療を諦めるわけにはいきません。

 

でも、まだその境ははっきりはいません。

 

最近報告されたDAWN trialの結果から、たとえ脳梗塞が大きくても、時間が経っていても、まだ症状との開き(ミスマッチ)があるばあい、血管内治療をしたほうが予後をよくできる可能性がみえてきました。

 

みなさんの発表をお聴きし、もっともっと治療の可能性を追求してゆかねばと、改めて感じました。

 

盛り上がりを続ける再開通療法。

 

われわれも新しい知見を報告しつづけます。