BLOG

ブログ

  • 学会の活動
  • 2017.02.28

あそか臨床研修会(ACC)

非常勤を勤める、あそか病院で講演をしてきました。

 

珍しく、演者も着席で、聴講側がコの字がたのスタイル。

 

みなさんの様子が大変よくわかる形式で、演者としてはみなさんが退屈していないかと、ヒヤヒヤしつつの講演でした。

 

今回は、あそか病院近隣の開業医の先生方と、あそか病院常勤の先生方が対象でしたが、幸い、大変熱心にご聴講頂きました。

お忙しいところ、ありがとうございました。

 

話しの内容は、最近私が力をいれている

「脳塞栓症の、予防はDOAC(NOAC)、発症したらカテーテル」
「これを繋ぐ病診連携が重要!」

というもの。

 

講演後に多くの先生方から熱心なご質問を頂きました。

「本当に(カテーテル)やってくれるんですか?いろいろな病院に相談したことがありますが、もともとのADLや認知症なんかで、結構断られて。」
「本当に速いんですか?」
「高齢者を多く診療していますが、何歳までやるんですか?」

といった、突っ込んだご質問。

 

ふっふっ。( ̄― ̄)ニヤリ

 

そこ、うちが自信あるところです。
よくぞ、その話、ふってくれましたね。

 

「(いろいろと数値をご紹介しつつ)本当に速いんです。救急隊の到着前から大勢で待ち構えていますよ。」

「どんな人でも、カテーテルをしたら健康寿命を延ばすことができると考えたら、ためらいません。」

「97歳の方を治療して、歩いて帰ってもらうことができたこともありますよ。」

「救急隊が脳卒中といったら、断りませんし、講演内容通り、脳卒中診療をとめません。」
(とめないポリシーはこちらをご覧ください。)

 

そしてこんな鋭い質問も。
「DOACの有効性、ワルファリン調節の重要性はよくわかりました。ただ、脳梗塞、脳出血、どちらがおきたら重いか、現場として嫌だかを考えると、INRは至適範囲高めよりも低めになってしまいます。だめですか?」

 

仰る通りです。
それが現場です。

 

こう答えました。
「おっしゃる通りです。では、もし脳塞栓症になったら早期に発見し、昭和大学江東豊洲病院に急いで運んでもらってください。」

 

そして最後にこんな一言を頂きました。

「大変よくわかりました。心房細動をおもちの患者さんのお薬手帳には、『もし麻痺がでたら、急いで救急車を。昭和大学江東豊洲病院への搬送を。』と記載して、啓発していきます。」

 

すごいっ!
この一言が私の講演内容のすべてです。

 

そんなハンコ、作っちゃおうかと、企んじゃいました。