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  • 学会の活動
  • 2017.01.23

新たな「橋」 -DIRECT研究会ハンズオン-

先日、自治医科大学まで出かけ、DIRECT研究会のハンズオンセミナーに参加してきました。

DIRECT研究会とは、主に腹部領域の救急診療における血管内治療の普及を目指す研究会です。

 

つまり、脳神経領域が専門の私にとって、ほとんど縁のない領域です。

 

〈なぜ、そのようなハンズオンに?〉

〈ついに脳神経領域をあきらめたか?〉

〈欲深く、腹部領域も治療対象にするつもりか!?〉

 

と思われるかもしれません。

 

もちろん、そんなつもりはありません。

 

ご存知の通り、わが昭和大学江東豊洲病院は湾岸沿いにあり、ほとんどが周囲と「橋」で繋がっています。

そのため、地震、津波などの有事の際には、孤立する可能性があります。

また、行政の試算では、この地域の有事の際には、骨盤骨折など、緊急で血管内治療を必要とする患者さんの数は、とても地域の治療医(主に放射線科のIVR専門医)でまかなえないそうです。

 

当院には、放射線科にこの領域を専門とする先生が、おひとりいらっしゃいます。

ただ、豊洲が陸の孤島となったとき、その先生が当院にいる、来られるとは限りません。

 

つまり、

私しか血管内治療医がいない!

ということが起こりえます。

 

そうでなくても、放射線科の先生だけでは、間違いなくさばききれないと思います。

 

なので、せっかくなので、どんな領域か知って、異なった領域を繋ぐ「架け橋」になりたいと思いました。

 

そんなアグレッシブな気持ちでの受講でしたが、おそらく脳神経系の治療医の受講はこれまでほとんどないでしょうから、

 

〈冷やかしか!?〉

 

と、思われるのではないかと、正直、少々緊張しての受講でした。

 

その2へつづく