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  • 学会の活動
  • 2016.09.27

TSNETS2016 (東京脳卒中の血管内治療セミナー)

東京医科歯科大学講堂にて

TSNETSは

  • 1年間の脳血管内治療に関する文献のレビュー
  • 症例提示を通じてディスカッション
  • 世界の最近の動向

という構成で毎年行われています。

 

今回私は、急性再開通のセッションで中大脳動脈遠位閉塞の治療例を提示してきました。

 

ご存知の通り、近位部の閉塞については血管内治療のエビデンスが確立しておりますが、遠位部については未知の世界であり、治療自体も比較的難しくなります。

 

そのため私自身は近位部の治療よりも、

 

治療効果が見込める症例をしっかりと選定

より安全な治療法を優先

無理をしない

 

ということを心がけています。

 

ですので、本来私はステント使いですが、遠位病変に対してはPenumbra 3MAXによるADAPTを優先しています。

それでだめだったらTrevo XP3を使った「Baby Trenumbra」!

 

今の鉄板です。

 

TSNETSは、会場の先生方からアンケートをとりながら進めていきますので、皆さんならどのような治療を選択するかを知ることができ、大変勉強になりました。

 

私もそれなりですが、やはりみなさんアグレッシブですね (・。・;)

 

また今回は、関東の急性再開通の現状を把握すべく、40以上の施設のデータを収集して医科歯科の三木先生が報告してくださいました。

 

うちの施設は、症例数、時間ともよい位置につけており、まずは一安心。

ただ、全体を通じてみなさん時間をかけずに治療されていることがわかり、どこも頑張っていらっしゃるなと関東の気合いを感じました。

 

この結果をみて、関東の施設がさらに努力し、関東全体がますます盛り上がっていくのではと思います。

 

最後に、毎年各分野の文献レビューを死に物狂いでしてくださる先生方(だいたい虎の門出身の先生方です…)に感謝しつつ、来年もまた素晴らしいレビューを期待しております!