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  • 学会の活動
  • 2016.04.16

STROKE2016 in Sapporo

その2 総括

学会では、必然的に急性脳動脈閉塞、再開通治療関連のセッションに参加することが多くなりましたが、DOACや最新の画像診断など、時間が許す限りお話しを伺ってきました。

 

同じ大学病院でこうも違うのかと思うほど、アカデミックな研究を臨床と融合して行っているお話しを伺い、臨床をしながらそこまでできるのかと、改めて感心しました。

 

我々の現状と照らし合わせると少々凹みましたが、急性期からリハまで血管内治療を積極的に取り入れて包括的に診療している我々だからこそ発信できることもある。

うちは今からだ、と立ち直る(開き直る?)ことにしました。

 

急性再開通療法の分野では、さらに次の段階にきていると感じました。

 

昨年までは、「以前より再開通率上がりました」、「院内の時短活動でここまで速くなりました」という流れが主流でした。

もちろん、我々も同様でしたし、まずはそれが前提ですからね。

 

しかし今年は、特に経験の多い施設から、この先はどこにいくのか?という報告が出つつありました。

 

「色々な血栓回収デバイスがそろった今、安全と有効性のバランスはどこなのか?」

「想像以上に良くなった患者、想像通りにはよくならなかった患者の特徴とは?」

「地域の患者さん全員が迅速に再開通療法を受けてもらえるような病院前救護はどうしたらいいのか?」

 

まさにいま私が感じている疑問です。

 

明日から臨床の現場に戻り、これらの答えを模索していきたいと思います。

 

留守を守ってくれた脳神経内科のメンバー、ありがとうございました。