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  • 学会の活動
  • 2018.12.28

JSNET 2018 in Sendai

宮内 淑史

11月22日~24日、仙台市内で開催された第34回NPO法人日本脳神経血管内治療学会(JSNET 2018)に行ってきました。

 

思い返せば1年前、昭和大学江東豊洲病院脳神経内科の一員として迎えられましたが、前回のJSNET 2017では、前任地・虎の門病院に所属している際に作成した演題を発表しました。

 

一方、今回は、今のチームで蓄積した症例をもとに、水間先生をはじめ今のチームメンバーたちの協力のもとで演題を作成したため、個人的にはこれまでとは違った思い入れがありました。

 

さらに、その演題が公募シンポジウムで採択されたということもあり、喜びもひとしおです。

 

なお個人的には人生初のシンポジストとしての発表なので不安と緊張もひとしおでしたが…。

 

今回の演題は、頭蓋内動脈狭窄症についての発表となったのですが、他の演者の方々は皆さんご高名な先生たちばかりという錚々たるメンバーが揃ったセッションでした。

 

正直なところ、緊張のあまり自分が何を話したかはほとんど覚えていないのですが、ああいう場に同席して、自分よりずっと経験豊富な先生方と同じ疾患について討論をする、というのはとても楽しかったです。

 

次もシンポジストとして選んでいただけるようなテーマの手がかりを、これからの日常診療の中で見つけていこうと思います。

 

ちなみにこの発表を終えた直後の廊下で、虎の門病院時代にめちゃくちゃ厳しくご指導いただいた先生に偶然お会いしたのですが、私に気付くと「おー宮内、シンポジウムに選ばれてたね。良かったなあ」と声をかけていただいたのが今回の学会期間中で一番嬉しかったかもしれません(笑)。

 

自分の発表は第1日目で終わったため、残りの学会期間中は多くの方々の発表を聞くことができました。

 

たとえば、脳卒中診療における施設内の取り組みに関する演題を聞いていると、他の施設も当院と同じような課題を抱えていて、そして当院と同じようなアプローチをしているということを知りました。

 

一方で、主幹動脈閉塞症に対する血管内治療に関する演題では、当院は少なくとも脳卒中診療においては他の有名施設に引けを取っていない、という発見もありました。

 

その他に個人的に心に残ったのは、脳血管内治療医としてチームを作ってきたご高名な先輩方の講演でした。

 

今や日本を代表する先生たちでさえ、自分のチームを作っていくという道のりは決して平坦なものではなかったこと、それでも諦めずに今のチームを作ることができたその考え方、ビジョン、モチベーションの保ち方、といった話はとても印象的で心に響きました。

 

まだ私は個人のレベルで課題が山積みですが、いつか誰もが憧れるカッコいいチームを作ることができるようになりたいなあと、少し肌寒い仙台で熱い決意を抱いたのでした。