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  • 2019.10.26

第22回日本栓子検出と治療学会 @岩手アイーナ

栗城 綾子

脳神経内科 脳血管内治療 カテーテル Embolus 超音波

写真:もりおかわんこ(正式名称です)

 

このたびは、会長の佐々木先生から、光栄にもシンポジウムの一演題を仰せつかりまして、貴重な発表の機会をいただきました。

 

ところが、他のシンポジストメンバーがすごいことに。

理事長・座長の藤本茂先生、副会長の寺山靖夫先生、言わずもがなの井口保之先生、先天性心疾患カテーテル治療の第一人者であられる赤木先生…

 

なんでそこに私やねん!!とどこにも届かないツッコミを入れつつ、ある意味開き直って発表してまいりました。

 

実は、6月28日に開催された第6回日本心血管脳卒中学会学術集会(CVSS)で木村先生からシンポジウムの1席を頂戴し、そこで卵円孔開存の検出と治療について発表させていただいたのをお目に留めていただいたようです。

 

個人的には、赤木先生の「経食道心エコーは卵円孔診断のGold standardではない」というお話が衝撃でした。

循環器科で経食道心エコーを施行した場合の卵円孔検出率の低さも仰っていましたが、経頭蓋エコーや経胸壁心エコーに比べて、Valsalva負荷がかかりにくいのは確かにそのとおりです。

 

おそらく、我々脳神経内科の「意地でもシャントを見つけてやる!」という気合が、脳神経内科・脳卒中科における高い卵円孔開存検出率を保っている要素ではあるでしょう。

しかし、それは患者さんにも努力をお願いすることにもつながるわけです。

 

経食道心エコーは非常に有用な検査であることは明白ですが、同時に患者さんにかかる負担のこと、より有意義に利用するためにどうすればよいか常に検討すること、それらの重要性を改めて考える機会になりました。

 

私自身は、経頭蓋エコーのなかでも簡易にできるTC-CFIを利用して、早期に<治療意義の高い>卵円孔を検出する試みについてお話させていただきました。

 

現在、旗の台の本院に移動した水間先生も、脳心連携を頑張ってくれています。

(発表しておきながら先を越されました!)

 

当院でも、循環器の先生とはいつも仲良くさせていただいていますので、よりよい連携についてご相談していきたいと思います。

よろしくお願いいたします!